デポシリーズ 放電被覆・肉盛装置
バイブロダイン処理の原理
本体のコンデンサーに充電された直流電流を、10-3~10-1秒の周期で10-6~10-5秒の極短時間放電します。
これにより、電極材がワークとの接触部で8,000~25,000℃の加熱され、加熱された電極材はプラズマ化し、
ワーク表面に冶金的に転移します。転移した電極材は合金化し、ワーク表面に堆積、さらにワーク表面下に、
拡散・浸透し高強度密着を実現します。
  • 使用するコンデンサーに容量

    スパーク時聞が極端に短く、インターバルが長いため、
    充分な熱拡散が行なわれます。
    その結果、処理部に熱が蓄積せず、
    他に類のない低熱入力が可能になりました

電極材はワークに合金化・堆積すると同時に、表面下に根の生えたような強固な拡散層を形成します。
これにより処理後も剥離しない高密着コーティング・肉盛を実現します
(※処理部概念図を参照)
低炭素鋼、中炭素鋼、工具鋼、金型鋼、鋳鉄、鋳鋼、ステンレス鋼、アルミ合金、
銅合金、ニッケル電鋳型、銅電鋳型およびほとんどの電気伝導体が対象になります。
◆高品質&高機能処理
1.熱入力が低く、歪み、ヒケ、巣、応力が発生しません。
2.ワーク表面下に強固な拡散層を形成する為、密着性が良く、処理後に剥離しません。
3.コーテイング層の厚さや面粗度を出力と周波数で調整できるため、イメージ通りの処理が可能です。
4.ハイパワーコーティングにより、厚い皮膜と深い拡散層を形成するため、特性が長く持続します。
5.各種アプリケーターを使用することで、目的にあった処理が可能です。
6.シールドガス(アルゴンガス等)により処理中の酸化を防ぐため、良質なコーティング・肉盛が可能です。
◆適用例
1.アルミダイカスト・鋳造金型のコーティングによる予防保全
2.成形用金型の肉盛補修
3.機械部品の現場での補修
4.プレス絞り型の肉盛補修、コーティング処理によるカス上がりの予防
5.アルミ合金・銅合金の鋳造製品の欠陥補修
※その他、様々な用途がございます。
◆広い適応性
1.装置はポータブル。100Vの電源があればどこでも処理可能。
2.大きなワークも分解せず、必要な箇所だけに処理できます。
3.ワークの予熱や後熱の必要がなく、作業効率を大きく向上できます。
4.肉盛量を0.1mm単位でコントロールできるため、余肉量が少なく、仕上時間を短縮できます。
5.処理部が摩耗しても、その上から重ねて処理できます。